ロッテ、佐々木朗が8回完全投球も延長で敗れる 日ハムは唯一の安打が万波の決勝弾に
2番手益田も無安打でつないだが、3番手西野が決勝弾許す
■日本ハム 1ー0 ロッテ(17日・ZOZOマリン)
ロッテは17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に0-1で敗れた。先発した佐々木朗希投手が8回を走者を1人も出さない完全投球、14奪三振ながら井口資仁監督は継投を選択、両軍無得点のまま迎えた延長10回、3番手の西野勇士投手が万波中正外野手に中堅右への決勝ソロ本塁打を浴びた。
10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗は、初回から2三振を奪う絶好の立ち上がり。2回にも2三振を奪い、今季開幕から続けるシーズン連続イニング奪三振を、山本由伸が持つ日本記録に並ぶ「25」まで伸ばした。3回は三振を奪えずこの記録は途切れたが、直球が最速163キロを計時した球威は最後まで衰えず、7回1死後は5者連続奪三振。102球を投げたところで降板した。
2番手の益田直也投手は9回、振り逃げで走者を許したものの無安打無失点で終えた。ロッテはその裏、2死満塁の好機を得たもののサヨナラならず、両軍無得点のまま延長戦へ突入した。
直後、3番手でマウンドに上がった西野が先頭の万波に、フルカウントからのフォークをスタンド最前列へ運ばれた。日本ハムが放った安打はこの1本だけだった。
(Full-Count編集部)