阪神・呉昇桓がまさかの逆転満塁被弾で敗戦 守護神の4失点は2年目で初

9回2死から痛恨の逆転負け、ロッテ角中に満塁弾浴びた

 阪神が守護神・呉昇桓投手のまさかの乱調で、ロッテに逆転負けを喫した。1点差で迎えた9回、2死から連打と四球で満塁とされると、角中に痛恨の逆転満塁を被弾。試合をひっくり返され、そのまま3-6で敗れた。

 まさかの大乱調だった。9回、簡単に2死を取った呉昇桓だったが、根元、清田に連打を浴びる。さらに、鈴木には四球を与え、2死満塁とされる。角中に対しては1ボール2ストライクと追い込んだが、ここからファウルで粘られる。フルカウントとなってからの9球目。136キロのカットボールを捉えられ、ライトスタンドに運ばれた。

 21試合目の登板となった呉昇桓は今季初黒星(1勝14セーブ)。昨年5月28日の西武戦で3失点を喫しているが、1試合4失点は来日2年目で初。守護神のまさかのセーブ失敗に、甲子園は騒然となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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