初勝利を目指す大谷翔平へトラウトの援護射撃は? 指揮官「ギリギリまで待って決断」
エンゼルス地区首位に浮上、マドン監督は2失点の投手陣を称賛「とても良い勝利」
■エンゼルス 7ー2 アストロズ(日本時間20日・ヒューストン)
エンゼルスは19日(日本時間20日)、敵地のアストロズ戦で7-2で快勝。一夜で地区首位を奪回した。ジョー・マドン監督は先発サンドバルら投手陣を称賛。2失点の継投リレーについて、「とても良いチームの勝利だった」と称えた。
先発サンドバルはキレのあるチェンジアップを武器に4回4安打1失点と好投。2番手オルテガが2回無失点でつなぎ、ハーゲット、ループ、ウォンツの継投リレーでアストロズ打線を6安打2失点に封じた。「サンディ(サンドバル)が5奪三振。オルテガの今日の投球は称賛しないといけない。他のブルペンも良かった。そしてルーピー(ループ)! また自分の仕事を非常に上手くこなした」と声を弾ませた。
腹痛のレンドンが3番で先発復帰して2安打。打線は13安打で7得点した。死球で左手甲を痛めているトラウトは2戦連続欠場となったが、この日の試合前に屋内で打撃練習を行ったという。大谷が今季初勝利を目指して先発登板する20日(同21日)の敵地・アストロズ戦での復帰について、マドン監督は「まだ分からない。ギリギリまで待っての決断になる。彼がプレーできると分かるまでは知らせることはない」と話すにとどめた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)