「どんな黒魔術?」 “直角変化”の魔球に打者呆然「これは違法であるべき」
タナー・ハウクのスライダーは空中で何かに当たったかのように曲がる
■ブルージェイズ 3ー2 レッドソックス(日本時間22日・ボストン)
レッドソックスの右腕、タナー・ハウク投手が21日(日本時間22日)のブルージェイズ戦で投げた変化球の“究極の曲がり”に注目が集まっている。「まさに魔球」「これはどんな黒魔術?」とファンの驚きのコメントが集まった。
MLB公式が「完全なるフリスビー」と題してツイッターで公開した動画は、テレビ中継とは逆のネット裏方向から投手を捉えている。ハウクの投げた左打者の外角へ外れるかというボールは、本塁に差し掛かろうとするところでまるで何かに当たったかのように急激に方向を変え、ストライクゾーンに入っていく。
打者のザック・コリンズは反応もできず、見送るしかない。あっという間に400件を超えるコメントが集まり「なんじゃこれ。スゲー」「なにこれ? どうなってんの?」「なんやこれ……」「え、曲がりすぎ」「これは違法であるべき」「一体どうしろって言うんだ」と並んだ。ただハウクはこの試合、5回を投げ被安打3、2失点で負け投手。魔球を勝利に結びつける術が重要になってきそうだ。