打者も膝から崩れ愕然「度肝抜かれた」　“無双魔球”を軽々放つ「突然現れた神」

オリックスの新助っ人ビドル、“魔球”駆使してクリーンアップを3人斬り

■オリックス 3ー2 ロッテ（23日・京セラドーム）

　オリックスのジェシー・ビドル投手が23日、圧倒的な3者連続奪三振を披露した。京セラドーム大阪でのロッテ戦。クリーンアップを、厄介すぎる“魔球”で翻弄。思わず打者も膝から崩れ落ちた一球に、ファンも「カーブえげつない　キレが良すぎる」「この前の3連戦で度肝抜かれた」と驚きの声を上げた。

　1-1の同点で迎えた8回に3番手として登板。先頭のマーティンと続くレアードをカーブで空振り三振に。極め付けは、山口との対戦だった。3ボールとなった直後に2球続けて150キロ前後の球で見逃しストライクを奪取。そして最後は129キロのカーブで見逃し三振に。これには山口も思わず膝をつき、悔しそうな表情を浮かべた。

　メジャー通算99試合登板の長身196センチ左腕は、ここまで11試合に登板して2勝7ホールド、防御率0.82を抜群の安定感を発揮している。打者にとっては攻略が難しい“無双魔球”を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも注目。ファンからは「突然現れた神、どこにも行かないでくれ……」「カーブのキレが良すぎてビビったもん」と称賛コメントが並んだ。