親戚揃ってうっかり…オリ・マレーロ従弟が米で3点弾も走者追い越し単打→アウト
ダイヤモンドバックス三塁手マレーロ、リード広げる3点弾が…
メジャーで珍事が発生した。14日(日本時間15日)に敵地ドジャース戦でダイヤモンドバックス三塁手のデビン・マレーロが本塁打を放つも一塁走者を追い越し、ビデオ判定の結果、単打→アウトになった。マレーロは、オリックスの2年目クリス・マレーロの従兄。クリスは来日初ホームランで本塁を踏み忘れるうっかりを犯したが、デビンもまたうっかりプレーを見せてしまった。
ダイヤモンドバックスが3-1とリードして迎えた4回。1死一、二塁の好機で打席に立ったマレーロは、ドジャース2番手ヒルの2球目速球を振り抜いた。打球は左中間スタンドに飛び込む3ランホームランとなった。だが、捕球される可能性を疑った一塁走者アビラが一塁ベース方向へUターン。この時、一塁ベースを回りかけたマレーロが一瞬アビラを追い越してしまった。
当初、一塁塁審は追い越していないと判定していたが、両者が順序を守って生還した後で、ドジャースのロバーツ監督がチャレンジを要求。ビデオ判定の結果、マレーロがアビラを追い越していたことが認められた。これにより、マレーロの3点弾は2点タイムリーヒットとなり、二塁でアウトが宣告された。
アウトを宣告されたマレーロは、ダグアウトで信じられないとばかりに首を振るしかなかった。