楽天が打線爆発で連敗ストップ、2年目池田プロ初勝利 西武はウルフが炎上
西武先発のウルフは7安打8失点、初回1死しか取れず右腕の異変を訴えて降板
楽天が猛打爆発で連敗を3で止めた。15日、本拠地・楽天生命パークで行われた西武戦。初回に打者13人の猛攻でいきなり8点を奪い取ると、先発の池田隆英投手は、7回に山川に3ランを浴びて降板となったが、6回1/3を投げて5失点でプロ初勝利をつかんだ。
強烈な先制パンチだった。1死から猛攻が始まった。茂木が左前安打を放ち、ペゲーロが左翼線への二塁打で続く。ウィーラーの死球で満塁となると、ウルフの暴投で1点を先制。銀次の中前適時打で2点を加点した。
さらに、藤田の三ゴロを外崎が弾くエラーをおかすと、アマダーが適時打で続き、岡島は左翼席へ今季初本塁打となる3ランを放った。さらに山下が中前安打、島内が右前安打とすると、茂木がこの回2本目のヒットとなる右前適時打を放って、一挙に8点を奪い取った。その後も4回にアマダーが今季初アーチとなる2ランを放つなどリードを広げた。
序盤から大量援護をもらった2年目の池田は7回途中まで投げて11安打5失点。3者凡退だったのは4回だけと、毎回走者を背負う展開だったものの、粘りの投球で6回まで失点は5回の秋山のソロの1点のみ。7回に犠飛と3ランで4点を奪われて降板となったが、味方の大量リードに守られた。4月1日のロッテ戦でプロ初先発した池田。ここまで2連敗となっていたが、3度目の先発で嬉しいプロ初勝利をつかんだ。
西武は連勝が3でストップ。先発のウルフが初回1死しか取れずに7安打8失点と大炎上。さらに右腕の異変を訴えて緊急降板し、踏んだり蹴ったりの登板に。打線は2桁安打を放って必死の反撃を試みたが、序盤に背負ったビハインドが大きすぎた。