トラウト、止めたバットで三塁打 激遅打球の“曲芸打ち”に米記者も反応「珍しい」
ビーバーのスライダーにバットを止めるも…
■エンゼルス ー ガーディアンズ(日本時間26日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が止めたバットで三塁打を放った。25日(日本時間26日)に行われた本拠地でのガーディアンズ戦。6回の先頭打者で打席に入ると、“曲芸打ち”で一塁線を破った。
この日は「3番・中堅」でスタメン出場したトラウト。6回の第3打席。1ボール2ストライクからの4球目、2020年のサイ・ヤング賞投手ビーバーが投じた外角へのスライダーにバットを思わず止めた。だが、バットにボールが当たると、打球は一塁手のグラブの先を抜けて一塁線へ。打球が転々とする間に、トラウトは激走して三塁を陥れた。
珍しい一打に米記者たちも即座に反応。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は「マイク・トラウトが止めたバットで三塁打を打った。動画を待て」とツイート。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者もツイッターで「マイク・トラウトの珍しいハーフスイング三塁打。いまだに最高!」と綴っていた。なお、打球速度はわずか57.4マイル(約92.4キロ)という遅さだった。