最下位の日本ハムが「数」も「ペース」も1位 開幕から1か月、パの“ホームラン事情”

日本ハムのアリスメンディ・アルカンタラ【写真:荒川祐史】
日本ハムのアリスメンディ・アルカンタラ【写真:荒川祐史】

西武・山川穂高は規定打席未到達ながら5本塁打でトップタイ

 月曜日に送る週刊レポート「Monday パ」。4月第4月曜日は本塁打を特集した。パ・リーグで最も多く本塁打を放っているのは西武・山川穂高内野手。開幕2戦目から3試合連続でホームランを記録。3月29日の日本ハム戦では2本のアーチをかけた。2019年以来のホームラン王に向け、好スタートを切ったかに見えたが、翌30日の日本ハム戦で走塁の際に太もも裏を負傷。登録抹消となった。

 それでも4月19日のロッテ戦で復帰し、22日の楽天戦では今季第5号をマークした。規定打席には未達ながら打率も.353と好調を維持。個人タイトルはもちろん、打線の中心となってチームもけん引していきたい。

 チーム別に見ると日本ハムが21本で最多(2位は楽天の15本)。山川と並んでリーグトップの5本を放つアリスメンディ・アルカンタラ内野手は24日のソフトバンク戦で2本塁打を放つなど4安打3打点の活躍を見せた。22歳の万波中正外野手が4本で2人を追う。

 次にセイバーメトリクスからパのランキングを見る。「セイバーメトリクス」とは、選手データを統計学的見地から客観的に分析し、選手を評価したり戦略に生かす指標のこと。今回は本塁打に関連する「AB/HR」を取り上げる。

楽天・西川遥輝は規定打席到達者の“本塁打ペース”でトップ

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