走者の“押し出し”アウトが「残酷な判定」 猛抗議→退場の監督にファン同情
ロイヤルズのマシー二ー監督が猛抗議した理由とは…
■ヤンキース 12-2 ロイヤルズ(日本時間30日・カンザスシティ)
ロイヤルズのマイク・マシー二ー監督が食らった、何とも不可思議な退場劇がファンの物議を呼んでいる。「これは酷い。MLBはマジでもっといい仕事しないと」「残酷な判定」「これは押し出し、アウトじゃかわいそう」とコメントが集まった。
問題のプレーは4月29日(日本時間30日)のヤンキース戦で起きた。2回1死二塁からボビー・ウィットJr.は二塁打で出塁、次打者カウント2-2から三塁へスタートを切った。投手は振り返って二塁に送球。これを受けた二塁手のグレイバー・トーレスとウィットJr.はともに三塁へ倒れ込む格好に。先に塁に達したウィットJr.をトーレスは勢い余って押し出す格好となった。審判はアウトの判定を下し、チェンジとなった。
これにマシー二ー監督は猛抗議。三塁から“押し出されて”アウトにされたというわけだ。米「ジョムボーイ・メディア」が公式ツイッターにアップした動画には、ファンのコメントが殺到。「ヤンキースのファンだけど、球審もトーレスもひどい判断だ」「マシー二ー監督には一理ある」「これは押し出し、アウトじゃかわいそうだよ」「押し出しありなら楽だなぁ」などと、アウトにされてしまったロイヤルズ側の肩を持つ声が多かった。