走者に瞬き許さぬ“超速スロー” 完璧ブロッキングからの爆肩牽制が「最高だ」
ワンバン投球をブロッキング、一塁へ矢のような牽制を送った
■ブルージェイズ 3ー2 アストロズ(日本時間2日・トロント)
走者一塁で、投手がワンバウンド投球。走者は二塁進塁をうかがうが、ブルージェイズのアレハンドロ・カーク捕手はちょっとした隙も見逃さない。巧みなブロッキングでボールを前に落とし、走者の離塁が大きいと見るや瞬時に一塁へ牽制。超速スローで一塁走者を刺したプレーに「捕手は決して瞬きしない」など称賛の声が寄せられている。
1日(日本時間2日)に本拠地で行われたアストロズ戦。5回1死一塁、右打者のジェレミー・ペーニャを打席に迎えた場面でカークのスーパープレーが飛び出した。ケビン・ガウスマンのワンバウンド変化球をブロッキングし、左打者のバッターボックス内に転がったボールをつかむや否や一塁に矢のような送球を送った。一塁のブラディミール・ゲレーロJr.の巧みなタッチもあって、一塁走者のニコ・グッドラムがアウトに。アストロズはチャレンジを要求したが、リプレー検証でも判定は覆らなかった。
投球を止めた直後に一塁に視線を送り、グッドラムの離塁が大きいことを把握して投じた超速牽制。球団やMLBが公式ツイッターに動画を投稿すると、ファンは続々と反応している。「だから彼は最高なんだ」「完璧なメキシカンパワー!」「彼をブルペンに送れ」「カークは素晴らしい」「リーグ最高のキャッチャーだ」とカークのプレーに驚嘆。また、ゲレーロJr.の巧みなタッチに対しても「美しい」「素晴らしい」とコメントが寄せられている。