ゲレーロJr.が“誤審疑惑”にブチ切れ 生還許した疑惑のタッチは「酷い判定だ」
三本間での挟殺プレーで起きた“疑惑の判定”は「覆らなかったの?」
■ヤンキース 9ー1 ブルージェイズ(日本時間4日・トロント)
ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が3日(日本時間4日)、生還を許した疑惑の判定に気色ばんだ。本拠地でのヤンキース戦。三本間の挟殺プレーで走者にタッチしたかと思われたが、すり抜けたと判断されて失点。明らかにグラブが体に触れているように見えるシーンに、ファンからは「これは酷い判定だ」「タッチしてるね。覆らなかったの?」との声が上がった。
7回1死一、三塁でヤンキースのホセ・トレビーノが一ゴロを放った直後、ブルージェイズ内野陣は飛び出した三塁走者のマーウィン・ゴンザレスを三本間で挟んだ。一塁手のゲレーロJr.もカバーに駆けつけ、逃げるトレビーノが急旋回したタイミングでタッチをしたようにも見えたが、審判はセーフの仕草。そのまま生還となった。
この判定にゲレーロJr.がブチ切れ。審判に詰め寄ろうとするのを、チームメートが制止した。米メディア「CBSスポーツ」では、この回にブルージェイズ側は微妙な判定を巡ってチャレンジ権を一度使っていたため、チャレンジできなかった事情を指摘。もしタッチアウトとなっていれば、2点ビハインドで2死一、二塁だったが、3点差で1死二、三塁に。直後に3点を奪われ、試合が決まった。
ヤンキース専門ポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」も、ツイッターで「マーウィン・ゴンザレスがブラディミール・ゲレーロJr.の議論を呼ぶ『空タッチ』で生還した」と紹介。ファンからは「ブラディが熱くなるのも仕方ない」「私はヤンキースファンだが、このプレーについてはジェイズファンに同情する」「議論を呼ぶ空タッチだって? 明らかに空タッチじゃないか」などと意見が分かれていた。