“鬼肩”発動は「さすが元投手」 危機救った“完璧バックホーム”は「プロの醍醐味」
オリックス佐野皓の中堅からの好返球で勝ち越しを許さなかった
■ソフトバンク 2ー1 オリックス(4日・PayPayドーム)
オリックスの佐野皓大外野手が強肩を発動し、危機を救った。4日に敵地PayPayドームで行われたオリックス戦で中堅から好返球。プロ入り時は投手だった25歳に、ファンからは「さすが元ピッチャー」「さすが元投手、肩が強いな」と称賛の声が上がっている。
1-1の4回1死一、二塁。三森の二遊間を抜けるあたりを捕球した中堅・佐野皓は素早くバックホームした。ワンバウンドで捕手・頓宮のミットに完璧に収まり、走者のリチャードは本塁憤死。ビッグプレーで勝ち越しを許さなかった。
佐野皓は2014年ドラフト3位で投手として入団。1軍での登板はなく、2018年に野手に転向すると俊足好打で今季は16試合に出場している。「パーソル パ・リーグTV」が、バックホームの映像を公開すると「これぞプロの醍醐味ですなぁ」「さのこーすごっ」といったコメントが寄せられた。