菊池雄星、6回7K1失点快投で移籍後初勝利 11連勝中ヤ軍打線ねじ伏せ雄叫び
強力打線ヤンキース相手に7奪三振の快投、1勝1敗で防御率4.35に
■ブルージェイズ 2ー1 ヤンキース(日本時間5日・トロント)
ブルージェイズの菊池雄星投手が4日(日本時間5日)、本拠地でのヤンキース戦で今季5度目の先発。6回を投げて3安打7奪三振1失点の快投で、待望の初勝利を挙げた。速球の最速は96.5マイル(約155キロ)ながら、要所でスプリットやチェンジアップがさえ、マウンドで雄叫びを上げた。
11連勝中のヤンキース打線に対して初回先頭にルメイヒューに中前打を許すも、続くジャッジを空振り三振に。リゾを二ゴロ併殺打に仕留めて立ち上がった。2回は3者凡退に仕留めたが、3回先頭のギャロに同点ソロを被弾。4回からの2イニングは無安打でゼロに抑え、1死三塁のピンチを招いた6回もジャッジを三振、リゾを三邪飛に仕留めて事なきを得た。まだ78球だったがお役御免。防御率4.35となった。
前回4月29日(同30日)のアストロズ戦では2回2/3を投げて4安打4失点。3試合連続で勝敗がつかなった。開幕からまもなく1か月が経過する中で白星を挙げ、今季1勝1敗に。真価の問われる4年目は、ここから躍動していく。