東浜が6回途中3失点で降板 130球投げ、右足に打球直撃のアクシデント
5回2/3で2本塁打を浴びて3失点、勝ち投手の権利を持って降板
ソフトバンクの東浜巨投手が、6回途中でマウンドを降りた。17日、本拠地ヤフオクドームで行われた楽天戦。今季初勝利を狙った右腕は6回途中に右足に打球を当て、3失点で降板となった。
昨季16勝で最多勝に輝いた東浜だが、今季はここまで2戦2敗。3度目の登板となったこの日も苦しい投球となった。初回、2回と三者凡退の立ち上がりを見せたが、カウントを悪くして球数がかさんだ。3回には失点こそ防いだが、連打と四球で満塁のピンチも背負った。
4回にアマダーの適時打で1点を失うと、5回途中で球数は100球に到達した。6回もマウンドに上がったが、先頭の今江にソロ本塁打を浴びると、2死から岡島にもソロを被弾した。続く嶋の痛烈な打球は右足に直撃。内野安打となると、工藤公康監督は嘉弥真新也投手への継投を決断した。左腕が島内を左飛に打ち取り、東浜は5回2/3を投げて7安打6三振3四球で3失点。チームは1点をリードしており、東浜は勝ち投手の権利を持っての降板となった。
東浜は降板後、球団を通じて「初回から飛ばしていきました。野手の皆さんが先制点を取ってくれて何とか粘ることができました。中盤、球数も増えてリズムが悪くなったのは反省点です。いいリズムのままブルペン陣にバトンを渡したかったです」とコメントした。
(Full-Count編集部)