パ6球団の2軍はどうなっている? 楽天、ソフトバンクに復帰した「実績組」に注目
茂木栄五郎、岡島豪郎ら復帰の楽天がイースタン首位をキープ!
「Monday パ」では、1軍公式戦が行われないことの多い月曜日も、皆さまにパ・リーグを楽しんでもらえるよう、パ・リーグの旬な情報を配信しています。今回は5月第2月曜日現在のファーム情報をお届けします。どのような戦いが繰り広げられているか、順位と合わせておさらいします。ファームの情報にまで手が回らない方も、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。(数字は9日現在)
イースタン・リーグでは開幕9連勝と絶好調の開幕スタートを切った楽天が、5月に入っても調子をキープ。ゴールデンウィーク期間中にも4連勝を飾るなど、続いて首位を走っている。ソフトバンクから加入した釜元豪外野手を中心に打線が好調、キャプテンの茂木栄五郎内野手や岡島豪郎外野手、川島慶三内野手ら実績のある選手も復帰するなど、現在10連勝中の1軍とともに明るいニュースが多い。
ロッテは新型コロナウイルスの影響で、4日から5試合が中止となった。その中で茶谷健太内野手が17打点でイースタン1位の好成績を残している。1日の試合では、右前への当たりをダイビングキャッチするなど好守も披露。1軍は2カード連続負け越しと苦しんでいるが、2軍から勢いのある選手を送り出し、好循環を生み出したい。
開幕から引き分けを挟んで5連勝を飾るなど、好スタートを切った日本ハムだったが、その勢いはやや失速。5月に入ってからは4試合で1勝3敗と勝率は5割まで落ちている。片岡奨人外野手のように、1軍昇格して即スタメンのケースも見られる今季の日本ハム。「全員1軍を経験させる」という新庄剛志監督は宣言しており、選手たちの競争に期待したい。
西武は現在12勝15敗1分で、イースタンに所属のパ4球団の中では最も勝率が低い。その中でドラフト6位ルーキーの中山誠吾内野手が4日の楽天戦で、プロ入り初本塁打を含む3安打3打点の活躍。その後1軍昇格をつかむという前向きな要素も。まだ5月上旬、選手たちの巻き返しに期待したい