走者立ち上がれず愕然「完璧な送球」 一瞬で刺した“高速鬼肩”に場内どよめき
日本ハム・宇佐見、吉田の無失点投球を導いた好プレー
■オリックス 4ー2 日本ハム(10日・札幌ドーム)
日本ハムの宇佐見真吾捕手が10日、まばたき厳禁の“高速鬼肩”で本拠地を沸かせた。札幌ドームでのオリックス戦。刺された一塁走者が愕然として立ち上がれなかった一瞬の牽制球。ファンからは「完璧な送球」などと称賛の声が上がった。
1点ビハインドで迎えた6回2死一、二塁のピンチだった。オリックス・伏見への4球目を捕球した宇佐見は、一塁走者が飛び出しているのを見るや、すぐさま立ち上がって送球。早業でアウトとなった来田は、驚いた表情でしばらくその場から動かなかった。
オリックス側からの要求でリプレー検証が行われたが、判定は変わらず。2番手で登板した吉田を無失点投球に導いた。試合には敗れたものの、28歳捕手は要所で存在感を発揮。「パーソル パ・リーグTV」の公式ツイッターも「完璧な送球でランナーを刺し、ピンチを抑える!」と注目していた。