右打者レンドンが“左打席”で本塁打の珍事 米記者も衝撃「ワイルドだ(笑)」
「4番・三塁」で4打席目までは凡退していた
■エンゼルス 12ー0 レイズ(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が10日(日本時間11日)のレイズ戦で、右打者ながら左打席で本塁打を放った。8-0と大量リードの8回にレイズは野手のフィリップスが登板していた。
「4番・三塁」で先発出場したレンドンは、4打席目までは凡退していた。8回にトラウトのソロで1点を加え、続く大谷が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁して迎えた第5打席だった。左打席に入り、低めの球をすくい上げて右中間席へ運ぶと、どよめきと大歓声に包まれた。
米記者も驚きを隠せない。「オレンジカウンティ・レジスター」のJP・ホーンストラ記者はツイッターで「左打席に立ったアンソニー・レンドンが右翼へのホームランでショウヘイ・オオタニに続いた。これは馬鹿げている。12-0」、「バリー・スポーツ・ウエスト」のレポーター、エリカ・ウェストンさんは「レンドンが左打席からホームラン。この試合はワイルドだ(笑)」とつぶやくなど、衝撃が走っている。
レンドンは今季28試合に出場して打率.206。この驚きの一発で、エンゼルスは先発全員安打を達成し、終わってみれば18安打12得点と打線が爆発した。先発のデトマーズはノーヒットノーラン達成と投打がガッチリとかみ合い、チームは3連勝を飾った。