大谷翔平、4勝目ならず 6回5K1失点で2戦連続QSも…打撃は通算100号お預け
本拠地・レイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場
■レイズ 4ー2 エンゼルス(日本時間12日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・レイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。6回5奪三振2安打1失点と好投したものの、今季4勝目はならなかった。打線が8回に同点に追いつき黒星は消滅。打撃は4打数1安打1盗塁で打率.258となった。チームは延長10回で2-4で敗れ、連勝は3でストップした。
20連戦の最終戦。初回、先頭・ディアスは力のない一飛に抑え、続くフランコをスライダーで一ゴロ。崔志萬を遊ゴロに仕留め、3者凡退に抑えた。2回も2死まで奪ったが、キアマイアーに甘く入ったスプリットを右中間ソロとされた。
3回は1死から2者連続四球でピンチを招いたものの、フランコ、崔志萬の中軸を抑えた。4回は3者凡退。5回2死二塁ではディアスを力のない二ゴロに仕留めた。声を出しての力投だった。6回は1死から2者連続三振に仕留めて降板となった。2試合連続、今季3度目のクオリティスタート(QS)となった。最速99.2マイル(約159.6キロ)。防御率2.78となった。
打撃では4回1死から一塁内野安打で出塁。2死後、二盗を決めて今季5個目の盗塁をマークした。通算60盗塁としたが、得点にはつながらなかった。初回2死は一ゴロ、6回2死は遊ゴロと160キロ前後の剛速球を武器とする左腕マクラナハンを打てなかった。8回2死一塁は空振り三振に倒れた。通算100号本塁打はお預けとなった。
この20連戦を13勝7敗で終えた。13日(同14日)から敵地でアスレチックスと4試合(14日はダブルヘッダー)を行う。