痛恨の三振も「紳士すぎて好感」 投手を笑顔にした“神対応”は「スポーツの美しさ」
ロッテ・マーティン、打撃不振でも忘れなかった“相手へのリスペクト”
■オリックス 1ー0 ロッテ(14日・京セラドーム)
ロッテのレオネス・マーティン外野手が見せたスポーツマンシップに、称賛の声が続々と寄せられている。14日に京セラドーム大阪で行われたオリックス戦。空振り三振を喫した際、相手エースの山本由伸投手に送った“称賛サイン”に、ファンは「紳士すぎて好感しかない」「これがスポーツの美しさか」と見入った。
1点を追う4回2死二塁のチャンスだった。マーティンは、カウント2-2から143キロのフォークに空振り三振。切れ味鋭い宝刀に、完全にお手上げだった。すると、マウンドから降りてベンチに向かう山本に向けて「ナイスボール」と言うように笑顔でうなずいた。人差し指を立てて合図を送ると、球界を代表する右腕も笑顔を返した。
マーティン自身は打率.128と極度の不振に陥っているが、相手へのリスペクトは忘れず。助っ人が見せた“神対応”を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルも注目。ファンからは「不振でもこやって褒めてくれるマーティンマジで好きよ」「紳士すぎるマーティン」「純粋に勝負を楽しんでて良い」などと称賛コメントが相次いだ