681本塁打プホルス、通算2988試合目“初登板” 42歳が大量リードで登板、2被弾も笑顔
「投手に志願する人が必要だったから『僕がいくよ』と」
■カージナルス 15ー6 ジャイアンツ(日本時間16日・セントルイス)
カージナルスのアルバート・プホルス内野手が“野手登板”した。15日(日本時間16日)のジャイアンツ戦、15-2と大量リードの9回、4番手として上がった通算2988試合目での初マウンドは1回3安打1四球4失点だった。
「5番・指名打者」で先発していたメジャー通算681本塁打のプホルスが、9回からキャリア初の“投手”に。先頭に四球を与えるなど2死一、三塁とすると、ルイス・ゴンザレスに右越え3ランを被弾。さらにジョーイ・バートにも2者連続弾を浴びたが、最後は三ゴロに仕留めて笑顔で勝利のハイタッチを交わした。
MLB公式のツイッターは、プホルスが試合後「投手に志願する人が必要だったから『僕がいくよ』と言ったんだ。『ほんとにいいのか?』と念を押されたから『ああ、構わないよ』と返した」と話したことを伝えた。
またMLB公式のサラ・ラングス記者のツイッターによると、42歳119日のプホルスは、投手デビューを果たした最高齢選手(1901年以降)としては、1929年のレナ・ブラックバーン(42歳225日)に次ぐ2番目となった。