バットから“逃げる魔球”の「動きがヤバい」 打者も腰砕けの超変化が「エグい」
マーリンズのサンディ・アルカンタラ投手が投げたボールは“逃げた”?
■マーリンズ 8ー2 ナショナルズ(日本時間17日・マイアミ)
マーリンズのサンディ・アルカンタラ投手が投げたバットを“拒絶”するボールに驚きの声が集まっている。「この球の動きはヤバい」「エグい」とファンも唖然としているようだ。
これは16日(日本時間17日)にマイアミで行われたナショナルズ戦での一幕だ。3回、左打者のエルナンデスへ投じたのは外角低めへのチェンジアップ。真ん中付近の軌道からホームベースの直前で打者のバットを避けるように曲がり落ち、打者は腰砕けの空振りに終わっている。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が、自身のツイッターに「とんでもない92マイル(約148キロ)のチェンジアップ」と題してアップした動画には「ベーブ・ルースがもしこんなに動く球を見たら失神しちゃう」と球史に残る大打者を出したものや「マーリンズの投手コーチはチェンジアップを指導しているの? サンディとパブロ(ロペス)のチェンジアップは球界屈指だね」とチームの指導法に注目したものもあった。