大谷翔平擁する「LA軍」vs.豪華先発陣の「NY軍」 連合チーム対決ならどっちが強い?
「ESPN」が両軍メンバーを編成、LA軍の3番はトラウトで4番が大谷
2022年シーズンも1か月以上が過ぎ、今季の勢力図が見えてきた。ここまでの戦いで注目されるのが東海岸の大都市ニューヨークを本拠地とするヤンキースとメッツ、西海岸の大都市ロサンゼルスを本拠地とするドジャース、エンゼルスの4球団がいずれも好調という点だ。米スポーツ局「ESPN」は“NY連合軍”と“LA連合軍”でメンバーを編成。エンゼルス大谷翔平投手は“LA連合軍”の「4番・DH」に選出されている。
18日(日本時間19日)終了時点でヤンキース、メッツ、ドジャースが首位。エンゼルスは首位アストロズに1ゲーム差で2位につける。エンゼルスも首位に立った時期があり、この4球団が同時に首位に立ったのはMLB史上初めてのことだったという。「ESPN」で西海岸を拠点とするアルデン・ゴンザレス記者と東海岸を拠点とするジョーン・リー記者が様々な角度から4球団を比較。その中で“連合軍”のメンバーも編成している。
当然ながら両軍とも超豪華だ。“LA連合軍”は先発野手9人の内、6人がドジャースの選手だが、エンゼルスが誇るトラウト&大谷が3、4番を形成。先発1番手はウォーカー・ビューラーで、次点がクレイトン・カーショー。クローザーはライセル・イグレシアスだが、クレイグ・キンブレルももちろん候補としている。
記事は「この打線はバランスが取れている。外野の守備は刺激的だ。5人(ベッツ、トラウト、オオタニ、ターナー、ベリンジャー)は優秀なスピードとパワーの組み合わせをもたらす。4人(フリーマン、マンシー、レンドン、スミス)はエリートなパワーとエリートな忍耐力を兼ね合わせる」と評している。
一方、“NY連合軍”の先発はマックス・シャーザー、ジェイコブ・デグロム、ゲリット・コールと豪華絢爛。打線も「月までボールを飛ばせる」とし、「アロルディス・チャップマン、ジョナサン・ロアイシガ、マイケル・キング、エドウィン・ディアスらを擁するブルペンも強力だ」としている。この2チームが実際に戦ったらどんな結果になるのか、夢が広がる。