用具を盗みネットで販売、詐欺行為も 容疑のヤンキース有望株24歳が解雇
サイン入り用具を販売するとして金銭受け取るも、品物届かぬ詐欺行為も
2019年ドラフト3巡目で指名されたヤンキースの有望株ジェイク・サンフォード外野手がチームメートの道具を盗み、販売したとして解雇されていたと米複数のメディアが伝えた。24歳外野手はファンからお金をだまし取る行為にも及んでいたようだ。
米メディア「CBSスポーツ」によると、サンフォードは先週、ヤンキースを解雇された。チームメートの野球用具を盗み、オンラインで売っていたという。地元メディア「NJ.com」の報道ではチームメートに道具を売るように何度もけしかけていたそうで、「彼は他の選手をだましていた」という“告発”の声も紹介している。さらに、サイン入り野球用具を販売するとして、購入者から金銭を受け取ったものの品物を届けないという詐欺まがいの行為にも及んでいたそうだ。
サンフォードはウエスタン・ケンタッキー大学出身で、最終年には56試合で22本塁打をマーク。パワーが期待され、契約金59万7500ドル(約7700万円)でヤンキースに入団した。昨年は1Aで435打席に立ち、打率.285、出塁率.356、長打率.467、16本塁打を記録していた。AP通信によると、ヤンキースを解雇された後にMLBと提携関係のない独立リーグ、フロンティア・リーグのオタワ・タイタンズと契約したという。
(Full-Count編集部)