日本ハムが悪夢払拭の快勝 マルティネス4戦連続QSの好投 鷹は2連敗
日本ハムは2日前の西武戦で8点差をひっくり返される大逆転負けを食らっていた
日本ハムが大逆転負けの悪夢を払拭する1勝をつかんだ。20日、本拠地・札幌ドームでのソフトバンク戦。先発のニック・マルティネス投手がソフトバンク打線を1失点に封じる好投でリードを守り抜いた。18日の西武戦で8-0から大逆転負けを喫した屈辱を晴らした。
3回2死から大田泰示が左翼スタンドへの2号ソロを放って先制。続く4回には中田の二塁打、アルシアの四球、レアードの中前安打で1死満塁のチャンスを作ると、横尾が右翼への犠飛。三塁走者の中田が気迫のヘッドスライディングで生還して1点を追加した。
この2点のリードを、先発のマルティネスが守り抜いた。初回先頭の川島に中前安打を許しながらも無失点で切り抜けると、8回まで5安打無失点の好投。7回2死二、三塁と一打同点のピンチを招いたが、代打・明石を中飛に打ち取って窮地を脱した。8回に川島にソロを許したものの、1失点の好投。今季4試合目の先発となった右腕は登板全4試合で6回自責点3以内のクオリティースタートを果たしており、抜群の安定感で2勝目をマークした。
ソフトバンクは2連敗。先発の武田は7回途中まで2失点に抑える好投を見せたが、援護なく2敗目を喫し、いまだ今季未勝利。来日初先発となったグラシアルが2安打を放ったものの、打線全体としてはマルティネスに封じられ、川島のソロ1点に終わった。
(Full-Count編集部)