「これは斬新」捕手アワアワ、投手ズッコケ…前代未聞の“珍プレー”が「狙い通り」
暴投の跳ね返りに捕手は届かず投手ズッコケも…三塁手が送球して本塁刺殺
■レイズ 4ー0 マーリンズ(日本時間25日・セントピーターズバーグ)
オープナーの導入など革新的な戦術を取り入れることで知られるレイズが、前代未聞の“本塁刺殺劇”でピンチを切り抜けた。2死三塁からの暴投の跳ね返りに、捕手が手を伸ばすも届かず、さらに投手はズッコケ。しかし、最終的には本塁封殺でチェンジにしたプレーに「このシナリオを練習したことあるのはレイズだけ」との声が寄せられている。
24日(日本時間25日)に行われたレイズとマーリンズの“フロリダ対決”。レイズの2点リードで迎えた6回2死三塁のマーリンズの攻撃で問題の場面が訪れた。先発のマクラナハンの投球はワンバウンドの暴投となり、バックネットの固い部分に当たって勢いよく跳ね返った。予期せぬ角度だったのか、捕手は手を伸ばしたが届かず、さらにマクラナハンは慌ててズッコケ。その隙に三塁走者がホームを狙ったが、後ろから現れた三塁手が本塁に送球して万事休すとなった。
偶然なのか、はたまた狙い通りなのか。結果的にピンチを切り抜けたマクラナハンは6回9奪三振無失点で4勝目を挙げた。MLB公式でアソシエイト・プロデューサーを務めていたアレックス・ファスト氏は自身のツイッターに「うーん、これは斬新だ……」とのコメントつきで動画を公開すると、ファンも「狙い通り」「今までに一度でもこんなの見たことある?」と意見していた。