打者のけ反って真ん中に 48cm動いたダルビッシュの“魔球”は「見たことない軌道」
158kmに打者はのけ反ったが、捕手のノラは真ん中で捕球した
■ブルワーズ 2ー1 パドレス(日本時間26日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は25日(日本時間26日)、本拠地のブルワーズ戦に先発。7回途中2失点で今季2敗目(4勝)を喫したが、6回までは1安打無失点と圧倒的な投球を見せた。3回には左打者がのけ反っているのに真ん中に決まる98マイル(約158キロ)のツーシームで見逃し三振を奪い、ファンは「エグい軌道やな」「曲がりすぎてもはやファンもドン引き」と驚きの声を上げた。
3回先頭のオマー・ナルバエスに対して投げた1球に、誰もが驚いた。カウント2-2からの98マイルは左打者の内角からストライクゾーンに入るフロント・ドアの軌道。ナルバエスはのけ反ったが、捕手のノラは真ん中付近で捕球した。19インチ(約48.3センチ)動いたツーシームに翻弄されたナルバエスは腕を振って悔しさを表している。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が投球動画を投稿すると、ファンは続々と反応。「反則」「えぇぇぇぇ エグいて」「え? 何これ」「左に曲がってから右に曲がるやつ」「凄いフロントドア」「見たことないような軌道描いてる」「狂気的すぎる」とコメントを寄せた。
(Full-Count編集部)