大谷出場試合で球審交代のアクシデント トラウトのファウルボールが右腕直撃
初回に球審交代のアクシデント
エンゼルスの大谷翔平が「6番・DH」で出場した19日(日本時間20日)のレッドソックス戦で球審が負傷交代するアクシデントが起こった。
レッドソックスの1点リードで迎えた初回裏のエンゼルスの攻撃。1死走者なしの場面で打席に立ったトラウトは左腕ロドリゲスの3球目の93マイル(約150キロ)のフォーシームを強振。しかし芯で捉えることができず、打球は後方に逸れた。
これが球審のジェリー・レイン氏の右肘付近を直撃。捕手もトラウトも心配して駆け寄ったが、苦痛に顔をゆがめ、右腕を押さえたレイン氏は続行不可能となり、フィールドを去った。その後は二塁塁審が一塁塁審に、一塁塁審が球審を務めることになった。
試合はレッドソックスが8-2で勝利。大谷は4打数無安打3三振に終わり、野手スタメン試合での連続安打が7でストップした。