ダルビッシュの“魔球”は「モンスター級」 目の前で消える超変化は「えげつない」
球速差28キロの軌道が別れ始めるのは打者の直前…
■ブルワーズ 2ー1 パドレス(日本時間26日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が投げる“攻略不可能”な魔球がファンの驚きを呼んでいる。「エグい」「えげつない」「どうやって打つんだこれ」「モンスター級」とコメントが集まっている。
これは、7回途中まで被安打3本2失点、7奪三振というという快投を見せながら敗戦投手となった25日(日本時間26日)のブルワーズ戦での映像だ。5回1死、タイロン・テーラーに投げた84.4マイル(約138.4キロ)のスライダーは、ストライクゾーンの隅へここしかないという精度で急激に落ちる。直球の動画と重ね合わせると、その変化の“異常性”ははっきりする。打者の目の前から急激に変化していくのだ。
「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに、97マイル(約156.1キロ)の直球と86マイル(約138.4キロ)をスライダーを重ね合わせた動画を投稿すると「誰も打てない」「ほとんど同じフォームから繰り出される突然の変化。そりゃ打てねー」「投球技術が投球術に昇華し始めている」と、驚きともあきらめともつかない言葉が並んでいた。