阪神、佐藤輝の“汚名返上”決勝11号で自力V消滅回避 佐々木朗に完敗も…9回千金弾
4回には暴走して痛恨ゲッツー、見せ場なく迎えた9回に一発
■阪神 1ー0 ロッテ(交流戦・27日・ZOZOマリン)
阪神は27日、ZOZOマリンスタジアムでのロッテとの交流戦に1-0で勝ち、連敗を2で止めた。自力優勝消滅の危機だったが、佐藤輝明内野手が9回に値千金の決勝11号ソロ。先発の佐々木朗には苦戦し、走塁ミスもあった中で、汚名返上の一発となった。
打線は佐々木朗を打ち崩せず。一方、阪神の先発・ウィルカーソンも8回5安打無失点と譲らなかった。両チーム無得点で迎えた9回。ロッテの守護神・益田に対し、佐藤輝は1死から低めの変化球を一閃。中堅方向に飛んだ打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンへ。均衡を破る一発が結果的に試合を決めた。
佐藤輝はこの日、佐々木朗に対して3打数無安打2三振。4回1死三塁のチャンスでは、二ゴロ放った際に三塁を狙おうと“暴走”して痛恨の併殺に。見せ場がなかっただけに、土壇場で汚名返上を果たす大きすぎるアーチとなった。
(Full-Count編集部)