矢野監督の「ベンチ叩き最高」 佐藤輝の激ムズ弾は「ギータに劣らないド変態打ち」
佐々木朗希には3打数無安打、4回には走塁ミスもあったが…一振りで決めた
■阪神 1ー0 ロッテ(交流戦・27日・ZOZOマリン)
阪神の佐藤輝明内野手が27日、ZOZOマリンスタジアムでのロッテとの交流戦で、値千金の決勝11号ソロをバックスクリーンに運んだ。決して失投ではなかった低めのシンカーを一閃。パ・リーグファンはお手上げのようで「ギータにも決して劣らないド変態打ち」「よくこんな難しい球拾ったな」と脱帽した。
両チーム無得点で迎えた9回1死だった。ロッテの守護神・益田がフルカウントから投じた6球目のシンカーは、見逃せばボールかという低めだった。しかし、佐藤輝は力感ないスイングで拾うと、打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンに着弾。戦況を見つめていた矢野監督ら首脳陣は、ベンチをバンバン叩いて大喜びした。
この日は佐々木朗に対して3打数無安打2三振に封じ込まれて、4回には走塁ミス。いいところがなかったが、4番が一振りで試合を決めた。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは「打った佐藤輝明を褒めるしかない」と動画を紹介。ファンも「あの高さの変化球をバックスクリーンに持っていけるの最高にサトテル」「矢野監督の無からのベンチ叩きが最高やな」「これ打たれたらもう仕方ない」などとコメントを寄せた。