大谷翔平、代打で登場 一発出れば同点も、三振で試合終了…ファン大歓声→ため息

9回に代打で登場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
9回に代打で登場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

27日の「投打同時出場」で腰の張り訴えベンチスタート

■ブルージェイズ 4ー3 エンゼルス(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦の9回2死無走者からラガレスの代打で出場し空振り三振し、最後の打者となった。試合はエンゼルスが3-4で敗れ3連敗。

 大谷は今季3度目のベンチスタート。試合前の会見でジョー・マドン監督は「代打出場はできる状態」と途中出場に前向きな姿勢を見せており、土壇場での出場となった。代打に備えてグラウンドに姿を現すと、本拠地のファンは大歓声を送った。

 試合は序盤から両軍が点を取り合う接戦となった。ブルージェイズは2回、カークの遊ゴロ併殺の間に1点を先制、その裏エンゼルスはベラスケスの左前適時打で同点に追いついた。その後3回に、エンゼルスはウォルシュの10号ソロで2-1とリードを奪った。

 5回にブルージェイズはグリエルJr.の適時二塁打で同点としたが、その裏エンゼルスはウェイドの1号ソロで再び3-2とリードした。ただ7回にブルージェイズはチャップマンの適時打で3-3の同点とし、試合はもつれた。

 9回にブルージェイズは1死二塁からグリエルJr.が右前打。ラガレスが処理に手間取る間に(記録は失策)1点を勝ち越し、これが決勝点となった。

【実際の映像】大歓声の中で登場した大谷翔平 球場大盛り上がりも空振り三振に倒れファンため息

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