登板したのに“0球降板”が「んな、アホな」 元巨人助っ人の失態が「容認できない」
ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督「最終的には私の責任」
■レッズ 5ー1 ジャイアンツ(日本時間28日・シンシナティ)
気合を入れてマウンドに上がったのに、1球も投げないまま降板する珍事が起きた。27日(日本時間28日)に行われたレッズ戦で、巨人でもプレーしたジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督がまさかの“失態”。投手は苦笑いでマウンドを降りた事態に、ファンからは「んな、アホなことある?」「MLBのレベルでは容認できない」と厳しい声が上がった。
2点ビハインドの8回に35歳左腕のジェイク・マギー投手がマウンドへ。しかしプレーは始まらず、審判団とキャプラー監督が何やら話し込んでいた。その後、審判がマギーに歩み寄り事実を“通告”。完全に不完全燃焼といった表情でベンチへと下がった。
ジャイアンツの地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」によると、キャプラー監督は試合後「マギーをラインナップ表に入れることを怠ってしまった。最終的には私の責任。きょうは色々なことが起きていた」と陳謝。結局8回はホセ・アルバレスが登板して2失点を喫した。
初歩的とも言えるミスが起きたことに、ファンも「世界最高峰のリーグでもそんな凡ミスあるんか……」「これは恥ずかしかったね」「奇妙だ!」「NPBでもありえるよね」などとコメント。何もせずマウンドを降りたマギーは、複雑な心境だったに違いない。