鷹・和田毅、アクシデントで緊急降板 自己最速149キロマークも日米150勝お預け

ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

4回にアクシデントが発生、一度はマウンドに戻るも…

■ソフトバンク ー 広島(交流戦・29日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの和田毅投手がアクシデントにより降板した。29日にPayPayドームで行われた広島戦。4回途中まで無失点と好投していたものの、足にアクシデントが発生して緊急降板。日米通算150勝、交流戦単独最多となる27勝目はお預けとなった。

 初回からエンジン全開だった。先頭の野間に対しての4球目で自己最速を1キロ更新する149キロをマークして空振り三振に。初回を3者凡退に仕留めると、3回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチングを展開した。

 異変が怒ったのは4回だ。先頭の野間に右前安打を浴びると、1死から西川には二塁への内野安打を許して1死一、三塁に。マクブルームを右飛に打ち取り、ホームへのベースカバーに走ったあと、両足をストレッチするような仕草を見せた。

 トレーナーが駆けつけ、治療のため、一度ベンチへ戻った。治療を終えて、再びマウンドに戻ったものの、投球練習で2球投げたところで、再び左の太もも裏を気にする素振りを見せた。ここで森山良二投手コーチからベンチへバツマークが送られた。和田はここで降板となり、松本が2番手でマウンドへ。右腕が後続を打ち取り、和田は3回2/3を投げて2安打無失点だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY