手元で動く163kmは「どうやって打てっての」 “火を噴く魔球”に打者呆然
9回に登板のクラセは10球中8球がカッター、全て163kmを計測した
■ガーディアンズ 7ー3 ロイヤルズ(日本時間31日・クリーブランド)
ガーディアンズのエマヌエル・クラセ投手が30日(日本時間31日)に本拠地で行われたロイヤルズ戦の9回に登板。打者4人に対して計10球を投げて1安打2奪三振無失点に封じたが、その内、8球がカットボールで球速はいずれも101マイル(約162.5キロ)を計測した。衝撃投球に、「馬鹿げたスピード」「どうやって打てっての」ファンも驚いた様子だ。
24歳剛腕が驚きの投球を披露した。全10球中、8球がカットボールでいずれも101マイルを計測。1死からヒットを1本許したが、続く2人の打者からいずれも三振を奪って試合を締めた。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「馬鹿げた101マイル(約162.5キロ)の火を噴くカッターたち」として動画を投稿すると、ファンは次々とコメントを寄せた。
「これはえっぐい」「常軌を逸している」「101マイルのカッターとか聞いたことない」と声が寄せられた。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」も公式ツイッターにフリードマン氏の上記ツイートを引用し、この試合での球種と球速を投稿。昨年から注目を浴びているクラセの“宝刀”はさらに凄みを増している。