打率.161でも「絶対に欠かせない」 鷹・松田宣浩が首脳陣に必要とされる理由
パ・リーグ首位の楽天に0.5ゲーム差に迫っているソフトバンク
2年ぶりのリーグ優勝と日本一奪還を目指しているソフトバンクが波に乗り出した。27日から本拠地PayPayドームで行われた広島との3連戦に3連勝。5月は23試合を戦って15勝8敗の貯金7と勝率は6割を超えている。31日には巨人を破り、ついに楽天を交わしてパ・リーグの首位に立った。
広島との3連戦で打線は全て2桁安打をマークし、3試合で計37安打26得点を奪った。これに対し投手陣はわずか1点しか失っておらず、文字通りに投打の歯車がガッチリと噛み合ったと言える。そんなチーム状況にあって、藤本博史監督が「絶対に欠かせない選手」と絶大な信頼を寄せる選手がいる。
主砲の柳田悠岐外野手やジュリスベル・グラシアル内野手、“キングジョーカー”として連日結果を出している牧原大成内野手といった面々の働きはもちろん大きく、チームにとって不可欠な存在だ。ただ、藤本監督が名前を挙げるのは、打率.161と低調で、なかなか出番にも恵まれていないベテランの松田宣浩内野手だ。