ロッテドラ1安田、ポール際に大飛球 清宮は「ファールはファールですから」

ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】
ロッテ・安田尚憲【写真:荒川祐史】

ここまで2本塁打&15打点、今岡2軍監督は「4番を打たせてもいいですが…」

 ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手は、8-1で勝利した21日のイースタンリーグ日本ハム戦(鎌ヶ谷)の4回に左前打を放ったが、代走を出された。今岡2軍監督は、その理由について「今は打った、打たないは関係ない。遠征が続き、バスの中でじっと座ってばかり。途中で外してウエートをさせるため」と説明した。

 イースタンでは2本塁打、15打点、打率.250。安田は「最近はだいぶ練習したことができている。強い真っすぐに負けないスイング。それがまず大前提だと思う。150キロの真っすぐに振り負けないスイングを手に入れることを今年1年の目標としてやっていきたい」と語った。

 打順は6、7番が多く、この日も「7番・三塁」で先発。「4番を打たせてもいいですが『どうしますか』と井口監督に相談したら、『6、7番で気楽に打たせてほしい』ということなので。(下位打線のほうが)走塁とかバントとか、細かいことも覚えられる」と今岡2軍監督。2回の第1打席では高良の外角球に空振り三振だったが、初球のファールは右翼ポールギリギリで、スタンドインかといういい当たりだった。

 高校時代は111発の清宮に対し、65発の安田。プライベートでも仲がいいが、試合後に報道陣に囲まれた清宮はこの日不発で「ロッテファンが騒いでいたが、ファールはファールですから」と笑顔。ライバル心“むき出し”だった。

【動画】西武また逆転で本拠地8連勝…21日の西武対ロッテ戦、ハイライト動画

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY