フェンス手前から“ノーステップ鬼肩” 機転利かせ失点阻止「常軌を逸した送球」
ブルージェイズのルルデス・グリエルJr.は同点の危機を救った
■ブルージェイズ 6ー5 Wソックス(日本時間1日・トロント)
ブルージェイズのルルデス・グリエルJr.外野手が“ノーステップ鬼肩”で犠飛を阻止した。機転を利かせた完璧送球が「グリエルはどうやってあの体勢からこんな遠くまで投げたんだ?」「常軌を逸した送球」と話題を呼んでいる。
5月31日(日本時間6月1日)のホワイトソックス戦。6-5と1点リードの6回1死一、三塁の場面だった。グリエルJr.はヤスマニ・グランダルの打ち上げた左翼フェンスギリギリの大きな飛球をキャッチ。すかさず二塁へ返球した。一塁走者のダニー・メンディックを刺し、三塁走者のリース・マグワイアは歩くようにゆっくりとホームへ向かっていたため生還は間に合わず、得点は認められなかった。
お粗末な走塁に対し、とっさの好判断で同点の危機を救ったグリエルJr.。ブルージェイズ公式ツイッターが映像を公開すると「スマートで、機転の利いた、完璧なプレー」「すさまじい送球」「なんて送球だ」と称賛の声が。一方で「これはホワイトソックス側の酷い走塁」「なんでホームまでゆっくり歩いてんだ(笑)」「恥ずかしい走塁ミス」と“凡ミス”を指摘するコメントも多かった。