大谷翔平、ジャッジにも痛恨ソロを浴びる 1試合3被弾は渡米後ワーストタイ
敵地・ヤンキース戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場
■ヤンキース ー エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第1試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で投打同時出場した。初回にカーペンターに先頭打者弾を浴びるなど1イニング2被弾。3回にはジャッジに左中間ソロを許した。
悪夢の立ち上がりとなった。初回、先頭・カーペンターへの11球目だった。甘く入ったカットボールを右翼ポール際へ運ばれた。5月26日(同27日)の本拠地・ブルージェイズ戦に続き、2試合連続で被弾スタートとなった。ジャッジに中前打を許したものの、続くリゾを三ゴロ併殺打に。なんとか切り抜けたいところだったが、トーレスに初球の高めフォーシームを右中間ソロとされた。
2回は先頭・ギャロの四球、ヒックスの中前打などで1死二、三塁とされた。ここはゴンザレスを弱い二直、カーペンターを二ゴロに抑えてピンチを脱した。しかし、3回に先頭のジャッジに高めスライダーを痛打され、19号ソロとされた。1試合3被弾は昨年8月25日(同26日)の敵地・オリオールズ戦に並びキャリアワーストタイとなった。
元祖二刀流、ベーブ・ルースが建てた家と呼ばれる同球場では昨年6月28、29日(同29、30日)に1試合2発を含む3本塁打をマーク。先発マウンドに上がった昨年6月30日(同31日)は制球難に苦しみ、2/3回で2安打5四死球で7失点KOとなった。
この日は「ルー・ゲーリッグ・デー」。2130試合連続出場した“鉄人”の功績を称えると同時に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘う人たちを支援するために制定された1日だ。史上初の永久欠番となったゲーリッグの背番号4にちなんだロゴ「4-ALS」を付けて臨んだ一戦だった。