GG賞0回も…キューバ出身遊撃名手の超絶プレーに絶賛の声「非現実的だ」
GG賞を獲得したことないエチャバリアだが…「クレイジーなプレー」
キューバ出身、レイズのアデイニー・エチャバリア内野手が20日(日本時間21日)のツインズ戦で抜群の反射神経で見せた超絶プレーが話題となっている。これまでゴールドグラブを受賞したことはない29歳は、遊撃から二盗に備え二塁ベース寄りにポジションを取りながら、逆方向への痛烈な打球を横っ飛びでキャッチ。すぐさま体勢を整えると、矢のような一塁送球でアウトを完成させた。
驚異のプレーが生まれたのは1-1の同点で迎えた5回1死一、三塁。一塁走者がスタートを切り、遊撃手・エチャバリアは二塁ベースへ動いたが、ツインズの打者グロスマンの強烈な打球は遊撃へ。逆をつかれた形となったエチャバリアだったが、即座に打球に反応し横っ飛び。華麗なグラブさばきでボールをキャッチすると、すぐさま反転し体勢を整え、矢のような送球を一塁へ送り遊ゴロに仕留めた。
MLB公式インスタグラムはこの動画を紹介し、エチャバリアのニックネームを文字った「What the Hech?」という言葉を添えた。この超絶プレーにはファンも大興奮で、コメント欄には多くの称賛の声が挙がっている。
「ゴールドグラブ」
「なんてプレーだ」
「並外れている」
「伝説的」
「クレイジーなプレーだ」
「どうやったんだ!!!??!」
「素晴らしい」
「素晴らしいグラブさばき」
「イカしてる」
「非現実的だ」
なお、試合は8-7でレイズが勝利。このプレーで三塁走者は生還して1点は入ったものの、追加点は許さず、最後は延長10回の熱戦を制した。圧倒的な身体能力を生かした守備で名手として知られながら、まだゴールドグラブ賞に輝いたことのないエチャバリア。白星につながるビッグプレーとなった。