走者大慌ての“狸寝入り”が「天才」 騙し討ち成功させた罠が「なんてプレーだ」

わざと落球したダイヤモンドバックスのクリスチャン・ウォーカー(左)【写真:ロイター】
わざと落球したダイヤモンドバックスのクリスチャン・ウォーカー(左)【写真:ロイター】

フライに対して捕球体勢に入るもわざと落球し、2つのアウトを奪った

■パイレーツ 2ー1 Dバックス(日本時間5日・ピッツバーグ)

 球場の誰もが騙されたトリックプレーに、称賛の声が集まっている。4日(日本時間5日)に行われたパイレーツ-ダイヤモンドバックスの一戦。ダイヤモンドバックスの一塁手のウォーカーが見せた“狸寝入り”に、ファンからは「なんてプレーだ」「天才」との声が集まっている。

 2回無死一塁から、パイレーツのカストロが一塁ベース付近へのフライを放った。ウォーカーは手を広げ落下点に入ったが、捕る寸前で体を捻ってわざとボールを落球。素早くボールを拾って一塁へ転送し、打者をアウトに。帰塁していた一塁ランナーは大慌てで二塁へ向かうも、挟殺プレーの末にアウトとなった。

 この騙し討ちに、ダイヤモンドバックスの地元放送局「バリースポーツ・アリゾナ」や米メディア「ジョムボーイ・メディア」も注目。ファンからは「IQ1000のプレー」「本当に美しかった!」「オシャレ~」「これ練習したのかな?」などと、ウォーカーのプレーを称賛するコメントがあった一方で、アウトを確信して走るのを諦めていた打者カストロに対しては「酷い走塁」「賢いプレーだが、打者走者は全力疾走していない」と厳しい意見が並んだ。

【実際の動画】「なんてプレーだ」 走者大慌てのトリックプレーが「天才」

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