156キロのレーザーが「なんて弾丸」 捕手微動だにせぬ一投は「完璧なプレー」
ヤ軍ヒックスは左翼から衝撃の一投、156kmのストライク返球を見せた
■ツインズ 8ー1 ヤンキース(日本時間9日・ミネソタ)
外野手の一番の見せ場ともいえる本塁への送球。ヤンキースのアーロン・ヒックス外野手が、完璧すぎる超剛球レーザービームを捕手に突き刺して走者をアウトにし、ファンの度肝を抜いている。スーパープレーに「なんて弾丸だ」「そんなバカな!」と驚きの声が上がった。
8日(日本時間9日)に敵地で行われたツインズ戦。4回1死一、二塁の場面でヒックスが魅せた。マックス・ケプラーが放った左前打を前進しながら捕球すると、本塁へ強肩発動。ノーバウンド送球を捕手のカイル・ヒガシオカに突き刺し、二塁から本塁を狙ったジオ・ウルシェラをアウトにした。ヒガシオカが一歩も動かずに捕球した“ストライク送球”だった。
ヤンキースが球団公式ツイッターに「ヒッキーがストライクを解き放った」と記して動画を投稿すると、ファンは「肩はまだまだ健在だね!」「アメージングな送球」「どんぴしゃ」「エクセレント!」「ワオ、ビースト」「欠点のない完璧なプレー」とコメントを寄せた。MLB公式のツインズ番記者、パク・ドゥヒョン氏が自身のツイッターで伝えたところによると、球速は97マイル(約156.1キロ)。スピード、コントロールともに非の打ち所がない“スーパレーザー”だった。