大谷翔平は「素晴らしい状態」 爆速183キロ弾に監督代行が絶賛「グレート」
15試合ぶり「3番」起用がズバリ…復帰したトラウトも2本塁打
■エンゼルス 11ー6 メッツ(日本時間12日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのメッツ戦に「3番・DH」で出場し、2試合ぶりの13号2ランを放つなど4打数3安打3打点と躍動した。チームも大勝。フィル・ネビン監督代行は試合後「ショウヘイは素晴らしい状態にあるように見える」と目を細めた。
この日は、特別な「シティコネクト・ユニホーム」を初めて着用。洗練されたデザインが、大谷の背中を押した。初回1死一塁の第1打席は右中間真っ二つの先制適時二塁打。8試合連続安打をマークすると、隙をついて一気に三塁へ。続くレンドンの適時打で2点目のホームを踏んだ。3回の第2打席では痛烈な左前打を放った。
そして迎えた5回1死二塁の第3打席で、2試合ぶりの一発となる右中間への13号2ラン。打球速度113.5マイル(約182.6キロ)の爆速だった。サイクル安打にリーチをかけて迎えた6回の第4打席は空振り三振に倒れ、8回1死二塁の第5打席は勝負を避けられて四球。本拠地は大ブーイングに包まれた。4打数3安打3打点3得点で、打率.255にまで上げた。
痛烈だった一発に、ネビン監督代行は「私が思うに、彼のスイングはグレート」と絶賛。15試合ぶりの3番起用もハマり、ご満悦だった。復帰したトラウトは2本塁打を放ち、5番のウォルシュがサイクル安打を達成。戻ってきた打線に、自信を深めていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)