ロッテに「TEAMMATES」事業で小学5年生が入団 プロ野球では初の事業実施
白血病で闘病中の宇都宮幹汰くん、今季いっぱいチームの一員として活動
ロッテは11日、急性リンパ性白血病で長期療養中の宇都宮幹汰くん(小学5年生)の入団が決まったと発表し、ZOZOマリンスタジアムで井口資仁監督同席のもと、入団会見を行った。新たに参画する特定非営利活動法人「Being ALIVE Japan」が運営する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業の一環。
「TEAMMATES」は、長期治療を必要とする子どもの自立支援とコミュニティの創出を支援する事業。宇都宮くんは今季終了まで月1、2回、ZOZOマリンスタジアムやロッテ浦和球場でチームの一員としての活動を予定している。
この事業をプロ野球界で実施するのは初めて。球界では慶大が参加しており、5月28日の東京六大学リーグ早大戦では、野球部員として活動する軟骨無形成症の國久想仁(くにひさ・そうと)さんが始球式を務めた。
(Full-Count編集部)