マドン前監督がまさかのモヒカンに? 連敗脱出決意も…お披露目せぬまま去った無念

エンゼルスのジョー・マドン前監督【写真:ロイター】
エンゼルスのジョー・マドン前監督【写真:ロイター】

全米中継で紹介された“悲しきイメチェン”

 エンゼルスのジョー・マドン前監督が、解任前に行った“悲しきイメチェン”が、全米中継で話題に上がった。12日(日本時間13日)に行われたエンゼルス-メッツの一戦は、米スポーツ局「ESPN」の「サンデーナイト・ベースボール」として放送。マドン前監督が連敗脱出を目指してモヒカン刈りにするも、直後に解任されたこぼれ話が試合中に紹介された。

 1シーズンでの球団ワーストタイ12連敗から一夜明けた7日(同8日)、試合前にマドン監督の電撃解任が伝えられた。最優秀監督賞3度の名将でも抜け出せなかった泥沼。しかし、最後の最後までチームのために身とともに“毛”も削っていたようだ。

 この日の中継で、同局のアナリスト、ティム・クルクジャン氏が「12連敗になったときに、マドンはモヒカン刈りにし、チームを目覚めさせようとした」と“悲話”を紹介。ただ、お披露目する前に解任されたため、選手らは見る機会がなかったという。すかさず米メディア「CBSスポーツ」も報道した。

 結局エンゼルスの連敗は14でストップ。マドン前監督にとっては“刈り損”だったかもしれないが、チームを愛し、選手を愛した名将の“意地”が垣間見えるエピソードでもあった。

(Full-Count編集部)

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