突っ伏す走者横目に「清宮うっきうき」 2秒の美技は「何が起こったかわからず」
打棒だけでなく守備も日々成長中、吉田輝星も満面の笑みで喜ぶ
■日本ハム 2ー0 中日(交流戦・12日・札幌ドーム)
日本ハムの清宮幸太郎が、期待される打棒だけでなく守備でも成長を見せている。12日に札幌ドームで行われた中日との交流戦。わずか2秒で“ひとりゲッツー”を完成させた美技に、ファンも「一瞬何が起こったのかわからなかった」「清宮うっきうき」と注目した。
2点リードした8回1死一塁で、中日のA・マルティネスの痛烈な打球が一塁線を襲った時だった。外野に抜ければピンチが広がるところだったが、清宮はしっかり好捕。リードをとっていた一塁走者の溝脇より先に一塁ベースを踏み、わずか2秒足らずで併殺を完成させた。
一瞬で守備を終わらせ、ニコニコしながらベンチへ。マウンド上の吉田輝星投手も満面の笑みで喜んだ。ブレークが期待される23歳の奮闘を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが好プレー集の中で紹介。ファンからは「清宮選手のナイス一直ダブルプレーだった」「清宮は攻守で成長したなぁ」とのコメントが並んでいた。