鈴木誠也は今後5日間“打撃練習を禁止” 怪我の回復進まず復帰は6月下旬?
5月27日のレッズ戦で滑り込んだ際に左手薬指を捻挫、IL入りした
左手薬指捻挫のため負傷者リスト(IL)入りしているカブスの鈴木誠也外野手の復帰時期が、6月下旬以降になる見込みとなった。12日(日本時間13日)にデビッド・ロス監督が現状を説明。鈴木は打撃練習を再開させていたが、回復が進まないため、当面は患部を安静にさせる予定だという。
5月26日(同27日)のレッズ戦で滑り込んだ際に指を傷めてIL入りした鈴木。カブス放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」のレポーター、エリーズ・メナカー氏は自身のツイッターで「まだ少し腫れているので約5日間休む。スズキは復帰を急ぎ、プレーしたがっているが、回復の遅れを防ぐには休ませることが賢明との結論に達した」と伝えた。
地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」によると、指に違和感や腫れがある状態で打撃練習をこの1週間こなしていたが、11日(同12日)に鈴木本人やロス監督、ジェド・ホイヤー球団社長、医療スタッフらを交えた話し合いが行われ“プラン変更”となった。「(回復が)遅れるようなことをするのは賢明ではないという結論に達した」とロス監督。怪我をした個所は85~90%程度回復しているが、ここ数日は足踏みしており、「あと1週間ほど(回復の)時間を与えて、しっかり(患部を)落ち着かせたい。その後に練習の強度をあげていきたい」と述べている。
カブスは13日(同14日)から本拠地で7連戦が組まれているが、この期間での復帰は難しそう。復帰時期について指揮官は「定まった日程はない。辛抱強く対処したい」と語っている。ホイヤー氏は「(復帰まで)しばらくかかるだろうが、率直に言って私は構わない。今年は彼が(MLBに)慣れて、今後キャリアを進めていく中で何をすべきか見出すためには重要な年。怪我を抱えた状態で復帰して、そうしたことがきちんとできないのでは意味がない」と見解を示した。
(Full-Count編集部)