2軍で活躍中の“ブレーク候補”をチェック 「防御率0.75」の楽天2年目右腕に注目
2軍で好成績を残し、1軍での活躍が期待される若手選手をピックアップ
「Monday パ」では、1軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも、皆さまにパ・リーグを楽しんでもらえるよう、旬な情報を配信しています。6月第2月曜日の今日は、2軍のネクストブレイク選手を特集。1軍昇格を目指す期待の若手をピックアップします。
【イ・リーグ投手】高田孝一投手(楽天)
イースタン・リーグの投手からは高田孝一投手をピックアップ。高田孝は、神奈川県出身の24歳。平塚学園高、法大を経て2020年ドラフト2位で楽天に入団した。ルーキーイヤーの昨季はプロ初先発を含む3試合に登板。今季も1試合先発しているが、3回1/3を4失点という内容でプロ初勝利はお預けとなった。
一方、今季は2軍で9試合に登板し5勝0敗。防御率0.75とリーグトップの成績を残している。プロ初勝利を挙げるべく2軍で結果を残し、1軍昇格を目指したい。
【イ・リーグ打者】西巻賢二内野手(ロッテ)
打者部門では西巻賢二内野手を取り上げたい。西巻は仙台育英高から2017年ドラフト6位で楽天に入団。2020年から千葉ロッテに移籍した。持ち前の守備力の高さで同年は1軍11試合に出場したが、以降1軍での出番はない。
今季は2軍で46試合に出場。146打数38安打1本塁打10盗塁、打率.260と食らいついている。高校の先輩でもある平沢大河内野手、アデイニー・エチェバリア内野手などライバルは多いが、確実に結果を残していきたい。
【ウ・リーグ投手】尾形崇斗投手(ソフトバンク)
ウエスタン・リーグの投手では尾形崇斗投手にフィーチャー。尾形は学法石川高(福島)から2017年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。2020年開幕前には支配下登録され、背番号は2桁の「39」になった。持ち味の力強いストレートを武器に1軍での登板機会もつかみ、今季は中継ぎでプロ初勝利を挙げた。
2軍では21試合に登板し、2勝2敗、防御率1.88の好成績をマーク。7セーブはウ・リーグトップタイの成績だ。実績を残し、首脳陣にアピールなるか。