雷警報サイレン鳴っても… 黙々アップするダルビッシュに注目「キング」「最高だ」
日本時間午前9時5分開始予定のカブス戦は急な雷雨により遅延
■カブス ー パドレス(日本時間14日・シカゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、敵地で行われるカブス戦に先発する。午前9時5分の開始が予定されていたが、急な雷雨で遅延。サイレンが鳴り響く中、1人黙々とアップを続けるダルビッシュに「トルネードのほうがユウ・ダルビッシュのことを恐れている」「ユウにはやるべきことがある」とファンが注目している。
試合開始を見据え、ルーティンは崩さない。今季6勝目を目指すダルビッシュは、マウンドはシートの被せられたグラウンドに姿を現すと、サイレンも気にせず体を動かしている。地元紙「サンディエゴ・ユニオントリビューン」のパドレス番、ケビン・エイシー記者がツイッターで「ユウ・ダルビッシュはシカゴで唯一避難していない人」として映像を公開。「気をつけて」「キング」「ユウ・ダルビッシュは最高だ」といったコメントが寄せられた。
米メディアも続々反応。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」は「ユウ・ダルビッシュの試合前ルーティンはトルネードのサイレンなんて意に介さない」とし、米メディア「ジョムボーイ・メディア」はツイッターに「ユウ・ダルビッシュは小さなトルネードにウォームアップを邪魔させようとしない」と綴った。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の野球専門ツイッターアカウントは「リグレー・フィールドではトルネード警報が鳴っている。ユウ・ダルビッシュは気にしない」と高い集中力を称えていた。