ダルビッシュ、古巣相手に6勝目の権利 “初凱旋”で8回1失点力投、ピンチ凌いで雄叫び

カブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
カブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

前回先発したメッツ戦は7回無失点の好投を見せていた

■カブス ー パドレス(日本時間14日・シカゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたカブス戦に先発。8回107球を投げ5安打7奪三振1失点で、今季6勝目の権利を手に降板した。2018年から2020年までを過ごしたかつての本拠地リグレー・フィールドでの移籍後初マウンドで力投を見せた。

 試合開始前に急な雷雨により、1時間25分試合開始が遅れた一戦。初回は死球と安打で2死一、三塁のピンチを招いたが無失点に切り抜けた。2回無死からヤン・ゴームズに左越えソロを浴びて先制を許したが、直後に味方が同点に追いつくと、その後は踏ん張った。6回には1死から安打の走者を許すも、フランク・シュウィンデルを三ゴロ併殺に打ち取った。

 8回に味方打線が3点の勝ち越し。直後に2死一、三塁のピンチを招いたがイアン・ハップを空振り三振に仕留めると雄たけびをあげた。前回先発した7日(同8日)のメッツ戦では7回無失点の好投で自身3試合ぶりの白星をつかんでいた右腕が古巣相手にも好投し、かつてのファンに勇姿を示した。

【実際の映像】ピンチを凌いで気迫の雄叫び! 切れ味鋭いスプリットで三振を奪ったダルビッシュ有

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